2011年10月12日

T型糖尿病で急性膵炎になった彼氏

昔、付き合っていた彼は、T型糖尿病でした。
10歳頃から発症して、25歳くらいの時の話です。
「ランゲルハンス島(前の記事)が移植出来れば糖尿病治るんだ!??」
新聞みてそんなこと言ってたりする若いころでした。
そんな簡単なわけないのですが、可能性のあるものは…と。



彼はお酒が大好きでした。
付き合う前(20代前半)は、よく浴びるように飲んでた、と言ってました。
私と付き合ってからは、少し生活を省みるようになり、
お酒もたしなむ程度というか、
調整して飲んでたように思います。

付き合って半年くらいだったかな。
ある日急性膵炎になり、都内の病院に救急車で搬送されました。

確か彼は「腹部に激痛が」と言ってた。
そう、もの凄く痛いのです。

膵炎になった状態の膵臓は、
自分の細胞を自分の消化酵素で溶かしてしまうようなもの。
もちろん健康な状態の膵臓は溶けません。
(胃が胃液でとけないのと同じようなこと)

膵炎の原因は、大量の飲酒でした。あと脂質。
チュートリアルの福田さんや、次長課長の河本さんなんかも、
多分アルコールが原因でしょう。油っこいつまみ等も。

1週間くらい入院したでしょうか。
もの凄いことだったのに、精神的にいっぱいいっぱいで、
あまり覚えていません。


よく覚えているのは、退院後の生活のこと。


膵臓がやられているため、
「NO脂質」「NOたんぱく質」の食生活が始まったのです。

ってことは「only炭水化物」ってこと。

通常膵臓は、主にたんぱく質を分解する酵素を出して、
摂取した食物の消化・吸収を助ける働きをしてます。
しかし膵炎になると、その消化酵素で自らの細胞を溶かしてしまいます。
なので、その消化酵素がそれ以上出ないように、
脂質やたんぱく質の摂取をしてはいけないわけです。

でも、なかなか、簡単じゃないです。

ちょっと想像すれば解りますが、外食するとき、
「油、肉、魚、大豆製品などを一切使ってない、メニューください」
って、出てくるもの、ありますか?

というわけで、ほぼ自炊。いや完全か。
彼自身、多少自炊出来るタイプだったとはいえ、
私はサラリーマンしてたんで、結構大変な生活サイクルでした。

それに、内臓が炎症起こしてるので、食事量も極端に少なくしたものを
一日何回にも分けて、摂取。
彼の場合インスリン注射なんかもあるので、大変でした。
食事が炭水化物だけで、逆に血糖値をコントロールしやすいことだけが救いでしたが。
膵臓と糖尿病は複雑に絡み合ってます。


そのなかで結局の治療法は、きちんと管理した食事と、生活でした。
その後1〜2か月ほどで、彼の膵臓は徐々に回復し、急性膵炎は治りました。


しかし膵臓という臓器は、他の臓器と違って、
一度壊れた細胞は、元に戻りません。
実は怖い病気なのです。

みなさん、お酒の飲みすぎ+油の多すぎなつまみ、は、
ほどほどにしてください。
後の人生に大きなダメージを残す可能性があるから。
posted by akko at 06:02| Comment(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

膵臓の失われた機能を取り戻す糖尿病用の再生医療法を開発(産業技術総合研究所)

産業技術総合研究所(産総研)は、ラットを用いた動物実験で、成体の神経幹細胞を膵臓11 件に移植する糖尿病の再生医療(画像1)に有効な方法を開発し、その治療効果を確認したと発表した。

産総研浅島誠フェローや、産総研幹細胞工学研究センター幹細胞制御研究チーム桑原知子主任研究員らと、米ソーク研究所のFred H. Gage教授との共同研究のによるもので成果は欧州の学術誌「EMBO molecular medicine」に掲載される予定だ。

インスリンを産生するために必要な遺伝子が、成体の膵臓11 件と脳の神経系で共通して発現していることも見出された。


001.jpg
自家細胞による糖尿病の再生医療の概念図。鼻嗅球から成体神経幹細胞を取り出して樹立・培養し、同時に薬剤などでインストリン酸性能力を活性化。その後に膵臓11 件に移植し、膵島機能を担わせる。


近年、日本における糖尿病患者の数は激増しており、予備軍などを含めると1000〜2000万人にも及ぶとされる。糖尿病は、発症後に多くの患者が網膜症や腎症などの合併症に至る重症化を引き起こす。そのため、糖尿病に対する根本的な治療法の確立が、重要課題の1つとなっている。

I型糖尿病の治療法としては、他人の膵臓からの膵島(ランゲルハンス島)移植は効果があるが、誰の膵臓でもいいというわけではない。消化酵素で満たされている膵臓11 件特有の性質から、適合性のある提供可能者を見つけておかないと移植可能な膵臓が入手できない。そのため、ほかの臓器と同様に膵島移植医療のドナー不足の問題は非常に深刻である。

また幹細胞移植という膵島移植に代わる移植治療法もあるが、こちらは移植に用いる幹細胞を、いかに効率よく安全に用意できるかが課題だ。移植後の患者の長期にわたる生活の安定のために、将来がん化などを引き起こしかねない遺伝子導入などの操作を行わず、移植先の臓器に順応する性質を持つ、より安全な幹細胞が求められているのである。

posted by akko at 05:25| Comment(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

「バナジウムって何?」〜ミネラルの一種でダイエット効果が???

「バナジウムって何?」〜ミネラルの一種でダイエット効果が???



バナジウム-富士の天然水に含まれるバナジウムの効果について、
そういう水飲みながら、甥っ子が聞いてきました。

うーーーん、知らない。。。
ということで調べてみます。。。


バナジウムはミネラルの一種です。


バナジウムは堆積(たいせき)岩に広く分布し、

地殻中の存在度は比較的高いが、富化鉱床は少ない。

石炭、石油に含まれる。

生物のホヤの中には、血液(血球中)にバナジウムを高濃度に含む種類があるそうです。

そしてバナジウムは人体内でインスリン(インシュリン)に似た働きをする(血糖値を下げる)ため、

糖尿病治療薬になるのではないかと注目されているとのこと。

また最近では、バナジウムを含んだ水が健康やダイエットへの効果が話題になっています。


と、一生懸命、子供に説明しました〜!
posted by akko at 13:55| Comment(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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